こんにちは、ごろうです!

このブログでは、これまで「行列には並ばない」「荷物は増やさない」「移動で体力を削らない」と、なまけ流の旅のスタイルをいろいろ語ってきました。LCCの記事では、早朝フライトのことを「HP泥棒」とまで書いています。

そんな私ですが、今年は鈴鹿サーキットに3回通いました。3月にF1、5月にスーパーフォーミュラ、8月にSUPER GT。そして正直に白状すると、3回とも朝5時起きで、サーキットの中をわっせわっせと歩き回っていました。なまけ流とは一体……。

でも、振り返ってみると、3回の観戦はお金のかけ方も過ごし方も見事にバラバラで、大学生がモータースポーツを楽しむためのヒントがたくさん詰まっていました。特に、23歳以下(U23)なら、驚くほど安く、なんなら0円でレースが観られるというのは、知らない人が多いと思います。

今回は、私が2026年に鈴鹿で観た3つのレースについて、チケット代と当日の過ごし方を正直にまとめます!


目次


1. 3回の鈴鹿、使ったお金をまとめるとこうなった


まずは、3回の観戦でかかったチケット代を並べてみます。

レース チケット 金額 どんな日だったか
3月 F1 西エリア U23(3日間) 9,000円 本気の日
5月 スーパーフォーミュラ U23 Zero円パス 0円 なまける日
8月 SUPER GT U23 Zero円パス+パドックパス 17,000円 全振りの日

意外かもしれませんが、3回の中で一番お金がかかったのはF1ではなく、SUPER GTでした。理由はシンプルで、観戦チケット自体は0円にできたぶん、浮いたお金をパドックパスに回したからです。

以前の予算の記事で、「全部を安くするのではなく、自分が価値を感じるところにお金を使う」と書きました。モータースポーツ観戦でも、私の考え方はまったく同じでした。

※チケットの種類・価格・U23の条件は、2026年に私が行ったときのものです。年によって変わる可能性があるので、最新の情報は必ず公式サイトで確認してください。


2. 3月・F1:1日3,000円で、下見してから最前列へ


F1と聞くと、「チケットが高くて大学生には無理」というイメージがあると思います。私も最初はそう思っていました。

でも、私が買った西エリアのU23チケットは9,000円で、FP1・FP2の日から決勝の日まで3日間入れるものでした。つまり、1日あたり3,000円。F1が観られる値段としては、かなり手が届く金額だと思います。

初日は「観る場所を決める日」と割り切った

この3日間で私が一番意識していたのは、1日目のFP1・FP2の日を下見に使うことでした。

エリアの中を歩き回って、どこから観るのが一番いいかを実際に確かめておく。そして、「予選と決勝はここで観る」と場所を決めておきました。

そのおかげで、予選の日と決勝の日は、朝一で入場してから迷わずその場所へ直行。結果、2日とも最前列で観ることができました。

朝5時起きで歩き回っていたのは確かです。でもそれは、当日にウロウロ迷うためではなく、決めた場所へ一直線に向かうためでした。空港の記事で書いた「早めに動いて、迷う時間をなくす」という考え方は、サーキットでもそのまま通用したわけです。

これから初めてF1を観に行く人には、3日間のチケットなら、初日は下見の日と割り切るのを本気でおすすめしたいです。


3. 5月・スーパーフォーミュラ:0円パスとビール3缶。唯一なまけた日


5月のスーパーフォーミュラは、U23 Zero円パスで観戦しました。その名の通り、23歳以下なら0円です。

この日の私は、1〜2コーナーの自由席に腰を落ち着けて、ビール3缶を片手にのんびりレースを眺めていました。F1のときのように場所取りに燃えることもなく、パドックを歩き回ることもなく。3回の鈴鹿の中で、唯一ちゃんと「なまけていた日」です。

でも、これが本当に気持ちよかったんです。お金は0円、座る場所は自由、目の前をマシンが駆け抜けていく。モータースポーツの楽しみ方は、全力で追いかけるだけじゃないんだなと感じました。

「モータースポーツはちょっと気になるけど、いきなりお金をかけるのは不安」という人には、最初の一歩としてかなりおすすめです。0円なら、合わなかったとしても失うものはありません。


4. 8月・SUPER GT:観戦0円、浮いた分をパドックに全振り


8月23日の2026 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUZUKA GT 300km RACE。ここでも観戦はU23 Zero円パスで0円。そのかわり、17,000円のパドックパスを買いました。

観戦にお金がかからないなら、そのぶんを「普段は絶対に入れない場所」に使いたい。そう思ってパドックに全振りした結果、この日は3回の鈴鹿の中で一番忘れられない日になりました。

8人のドライバーにサインをもらえた

パドックでは、なんと8人のドライバーにサインをもらうことができました。

車番 マシン ドライバー
No.8(GT500) ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT 太田格之進 選手、大津弘樹 選手
No.38(GT500) KeePer CERUMO GR Supra 小林利徠斗 選手
No.60(GT300) Syntium LMcorsa LC500 GT 吉本大樹 選手、河野駿佑 選手
No.87(GT300) OPEN HOUSE Lamborghini GT3 元嶋佑弥 選手、松浦孝亮 選手
No.88(GT300) VENTENY Lamborghini GT3 ダニール・クビアト 選手

中でも個人的に胸が熱くなったのが、ダニール・クビアト選手です。元F1ドライバーの彼に、同じ鈴鹿でサインをもらえる。3月にF1を観に来た場所で、8月には元F1ドライバーと向き合っている。3回の鈴鹿が一本の線でつながったような瞬間でした。

それに、No.8、No.60、No.87の3台は、コンビの2人ともからサインをもらえたのもうれしかったポイントです。GT500とGT300、2つのクラスのドライバーのサインが1枚に並んでいるのを見ると、SUPER GTというレースの面白さがそのまま形になったような気がします。


5. パドックでサインをもらうなら、知っておきたいこと


これからパドックパスを買ってサインをもらいたい人向けに、私が実際にやったことをシェアしておきます。

サインは「ミニ色紙」にもらった

私は、会場で売っていたミニ色紙を買って、そこにサインを集めました。

周りを見ると、公式プログラムの選手紹介ページにサインをもらっている人もたくさんいました。そのドライバーのページにサインが入るのは、確かに魅力的です。

ただ、プログラムだと、閉じたときに反対側のページにインクが移ってしまう可能性があります。せっかくのサインがにじんだり、別のページを汚したりするのは悲しいので、私はあえてミニ色紙を選びました。1枚にまとまるので、あとで飾りやすいのもいいところです。


6. まとめ:推しのためなら、なまけない日があってもいい

3回の鈴鹿を振り返ると、こんな感じでした。

  • F1:1日3,000円。初日に下見して、予選と決勝は最前列。本気の日。
  • スーパーフォーミュラ:0円。自由席でビール3缶。なまける日。
  • SUPER GT:観戦0円+パドック17,000円。8人のサイン。全振りの日。

大学生でも、U23のチケットを使えば、モータースポーツは思っているよりずっと身近に楽しめます。全部にお金をかける必要はなくて、0円でのんびり観る日もあれば、ここぞという日にパドックへ全振りする日もある。自分なりのメリハリをつければ、限られた予算でも最高の体験ができると感じました。

普段は「なまけ流」を語っている私ですが、推しのためなら、朝5時に起きて、サーキットをわっせわっせ歩き回る日があってもいい。むしろ、そういう日があるからこそ、なまける日がもっと気持ちよくなるのかもしれません。

モータースポーツが少しでも気になっている23歳以下の人は、まずは0円で、ビール……ではなく、飲み物片手にのんびり観に行ってみてください。きっと、次はもっと近くで観たくなるはずです。

それでは、また次のフライトでお会いしましょう。良い旅を!